2018年7月の記事一覧

特別支援学校初任者研修(校外研修第6回)

 特別支援学校の初任者179名が、OKIワークウェル取締役社長 津田様より「在宅ワーキング ー重度障害者が働くうえで必要なことー」について学びました。北海道から鹿児島まで20都道府県に在住する通勤の困難な重度障害者50名が、自宅でネットワークを活用して業務を行なっています。研修の中では、バーチャルオフィスシステムを使い、勤務している全国の社員と繋がり、勤務の様子のデモンストレーションを見ることができ、実感を伴った研修になりました。
 「OKIワークウェルと特別支援学校との連携」では、キャリア教育の出前授業、遠隔職場実習、遠隔授業、遠隔社会見学の実際について映像を通して学びました。
 最後には「先生方にお願いしたいこと」として、
・重度障害のため移動が困難でも、社会性やパソコン技術があれば在宅就労という道があること
・子どもたちが皆、就労を希望するわけではないが、児童生徒の可能性を広げてあげてほしいこと等の
 メッセージをいただきました。

     

養護教諭5年経験者研修

 小・中・義務教育学校及び県立学校養護教諭5年経験者研修を実施しました。
 学校保健に関する専門的な見識を深め、教育現場で生かせる研修でした。
 はじめに、女子栄養大学名誉教授 三木とみ子先生から「現代的健康課題を抱える子供たちへの支援 ー養護教諭はどう係わるかー」についての講話を聞いた後、三木とみ子先生の下で研修を受けている他県の長期研修生3名を交えながらグループで協議を行いました。
    

特別支援学校初任者研修(校外研修第5回)

 7月3日(火)に特別支援学校初任者が「情報教育の推進とプログラミング教育の実践(ICT活用と情報モラルの指導)」を一日かけて学びました。
 ICT機器体験ルームでは、最新機器に驚くと共にタブレット端末のセンサーを利用してロボットや電子ボールを動かす体験をし、「肢体不自由の子供たちも、これならタブレットを使って因果関係が学べる。学校の子供たちにも使ってみたい」という声がたくさん聞かれました。新学習指導要領で新しく取り入れられた「プログラミング教育」は、研修者も学んでいない学習内容であり、「スクラッチ」や「ビスケット」のソフトを実際に操作し、「論理的思考」の必要性を実感していました。
 本研修で学んだことを、受講生が明日からの教育実践に生かしていける研修内容になりました。
      
       ICT体験ルームでの研修          プログラミング教育の研修

小・中学校教務主任研修

 7月4日(水)に小・中学校教務主任研修を本センターで行いました。
 午前中は、教育振興部学習指導課から「千葉県学校指導の指針と学力向上に向けた取組」についての講話がありました。
 午後からは、小学校と中学校の先輩教務主任から「教育計画の立案に向けて」を主題に講話を行いました。
    
       学習指導課からの講話の様子          先輩教務主任からの講話の様子