2023年8月の記事一覧
小・中学校等における医療的ケア実践研修
・講話「千葉県の医療的ケアについて」
講師:教育振興部特別支援教育課 指導主事
・講義「医療的ケアのある子を担当する教員に望むこと」
講師:千葉県千葉リハビリテーションセンター 第一小児科部長 石井 光子 氏
・講話「医療的ケアの取組の実際」
・協議「子供たちが充実した学校生活を送るために、大切にしたいこと」
講師:県立特別支援学校教諭
研修後の、受講者の声です。(以下、原文ママ)
・「他の市の取り組みを知れて、在籍する市の取り組みの仕方の改善点などがわかりよかったです。最後の各市各学校の様子も聞けて大変勉強になりました!」
・「医療ケアを必要とする児童生徒が増加傾向にあることは把握しているのですが、個に応じた対応が必要だということが、よく分かりました。そして、徐々に学校も医療知識を学ぶ必要があることも認識できました。最後の協議に、県総セの先生が司会をしてくださり、講師の先生と近い距離でご意見を頂けたのは大変有意義でした。」
・「地区の養護教諭会等の方へ、積極的に研修を開催していただけるよう、働きかけていきたいと思いました。」
県全体の取組や医学的側面から、医療的ケアの実際について確認をし、後半には、グループ協議を行い、悩みの共有や情報交換を行いました。連携を大切に、本研修での学びを、学校現場で生かしていただきたいと思います。
発達障害のある子の指導研修2
・講話・演習「感覚統合の視点から見た困難さの理解」
・講話・演習「運動能力・操作機能を育てる指導のアイデア」
講師:横浜市北部地域療育センター 作業療法士 松本 政悦 氏
研修後の、受講者の声です。(以下、原文ママ)
・「自分の担当の子供の様子を思い浮かべながら、お話を聞いたので、どんな手立てをしていくとよいかを考えることができました。」
・「座学で学び、実技で学んだことで、頭だけで理解してたものを体感することで、より学びが深くなった。」
・「感覚統合の考え方での意識下の機能というお話が大変勉強になりました。担当している児童への理解につながったと思います。」
講師からは、様々な事例を通して感覚統合の視点を学び、午後からは、受講生同士でのグループ演習を行いました。本研修で学んだことを、所属先で生かしていただけると幸いです。
発達障害のある子の指導研修4―通常の学級等における支援の工夫―
・講義「通常の学級における多様な教育的ニーズのある子への支援」
講師:独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 総括研究員 井上 秀和 氏
・講話「通常の学級におけるユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりや学級づくりの実際」
講師:習志野市総合教育センター 指導主事
・講話「高等学校における教育的支援を必要とする生徒への支援の工夫の実際」 講師:県立高等学校教諭
研修後の、受講者の声です。(以下、原文ママ)
・「困っている子に対する支援ではなく、すべての子どもにわかりやすく、過ごしやすい環境を作ることが担任の使命だと感じました。周囲のサポートや関わりも大切ですが、子ども自身ともっと向き合って一緒に考え、学んでいけるよう頑張ります。」
・「具体的な指導内容を教えていただき、実践してみたいものがたくさんありました。」
・「実際の現場の経験を生かした講義内容でわかりやすく、すぐに取り入れられるものが多かった。また、現状について知ることができ、知識が広がった。」
午前中は、合理的配慮や基礎的な環境整備の大切さ、午後は、効果のあった学用品や具体的な支援、また高等学校における通級による指導について学びました。本研修で学んだことが「困っている子」への支援の一助となれば幸いです。