2018年8月の記事一覧

特別支援学校初任者研修(校外研修第12回)

 8月8日(水)に特別支援学校初任者研修を行いました。
 午前は新学習指導要領(特別支援学校編)への改訂の基本的な考え方や子どもたちへの教育実践の根拠について学びました。午後は、明星大学中田客員教授より「これからの特別支援教育の在り方について」学びました。障害者権利条約に基づく特別支援教育は、障害のある子どもを「指導の対象という捉え方から主体性を持つ存在であるという捉え方へのパラダイム・シフトが必要である」という考え方を聞き、視野を広げました。

             
      (新学習指導要領について)    (これからの特別支援教育の在り方について)

特別支援学校初任者研修(校外研修第11回)

 8月6日(月)に千葉市と5教育事務所管内の県内6か所に分かれ、特別支援学校を会場として「地域の特別支援教育」について研修しました。各地区で優秀な教育実践をされている特別支援学級や通級指導教室担当者の方を講師に招聘し、指導上の工夫点等について学びました。研修生からは、障害のある子どもとない子どもの「架け橋」となれる教師を目指したいという意見が出されていました。


         
                    研修の様子

子どもの変容がわかる指導方法と評価方法の研修I

 8月10日(金)に「子どもの変容がわかる指導方法と評価方法の研修I」を行いました。この研修は本年度から新たに始まった研修です。
 教職経験1年を経過した小・中・義務教育学校及び高等学校の教員が対象です。
 午前中は、首都大学東京客員教授の鳩貝太郎氏から「これからの授業改善に必要な指導方法、評価方法」についての講義とグループ演習を行いました。
 午後からは、科学技術振興機構主任アナリストの高城英子氏から「自由記述型観察実験シートを用いた学習活動 ルーブリックによる意欲向上と評価の改善」を主題に講話がありました。その後「実践報告と演習」をテーマに指導助言の先生を交えて協議を行いました。
    
                       研修の様子

初任者研修異校種交流

 幼稚園等・公立学校及び県立学校等の初任教員514名を対象に、8月2日(木)と3日(金)の両日、本センターで合同研修を行いました。
 この研修は、研修者同士の連帯感や信頼感を深めた上で、各校種の指導の在り方を共有しながら、幼児・児童・生徒に対する実践的指導力の向上を高めることを目的としています。
 研修では、「教員の在り方 めざす教師像」を共通テーマに、20グループに分かれて討議を行い、KJ法等を活用し全員の考えを分類整理しました。その後、わかりやすい発表になるように、色画用紙や折り紙等を使用し、内容を充実させつつ、グループならではの個性的な制作物を作成しました。
 発表では、寸劇を取り入れながら「明日からの我々宣言」を合言葉に発表をしました。
 この研修を通して、異校種間の交流が益々進展し、先生方の絆が更に深められることを期待しています。
 
    
(8月2日) 討議の様子                   発表の様子
    
(8月3日) 討議の様子                  発表の様子

特別支援学校初任者研修(校外研修第9回)

 特別支援学校初任者研修において「手話等を学びたい」という意見が参加者から寄せられました。そこで7月31日(火)の研修から毎回研修前の時間を使って、千葉聾学校と筑波大附属聴覚特別支援学校の6人が中心となり、手話のできる初任者が手話を身に付けたい初任者にレクチャーする時間を設けました。
            
      手話等のレクチャー打ち合わせの様子     手話等の導入での演習の様子   
 「私の教育実践1 先輩教師に学ぶ」では、自身のレポートをもとに、発表をし協議を行い、その後先輩教師からアドバイスをいただきました。
 先輩教師からの適切なアドバイスは、今後の指導実践に役立つことと思います。

    
                      班別協議の様子