センターだより

あすなろ塾(神崎町6/5、市原市6/8)

出前あすなろ塾

 神崎町と市原市で出前あすなろ塾を開催いたしました。神崎町では20名の先生方に、市原市では新型コロナ感染に係る行動等制限後の初再開となる「理科実験・観察基礎研修」に8名の先生方が参加していただけました。当日は講話に加え、今までの実践を紹介し合ったり、悩みを共有し合ったりすることで、考えを広げ深める研修となりました。参加者の皆さんは、今後の学級・授業づくりに向けて熱心に取り組んでいました。

〇神崎町
・期   日  令和5年6月5日(月)
・研修テーマ1 を育てる
・研修テーマ2 生徒指導の機能を生かした分かる授業づくり

   
 

・受講生の声
 今回の研修は役立つことばかりでした。分かっていると思っていたことも改めて確認してみると、自信をもってできているとは言えないことばかりでした。今後更に意識して行っていきたいと思います。

 授業や生徒指導、生徒が主体的に考え、行動できるように意識を促すことに生かしていきたいです。

 現在行っている指導を、長期短期という視座で見直し、その意義を再考していきたいと思います。


〇市原市

・期    日  令和5年6月8日(木)
・研    修  理科実験・観察基礎研修
   
  
・受講生の声
 子供たちの体験の内容だけでなく危機管理をさらに改善し初めて知ることも多く、とても勉強になりました。
子供の気持ちになり、ワクワクしながら参加できました。貴重な時間をありがとうございました。
 ある程度の経験年数になると、改めて授業について研修を受ける場がなかったため、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

出前中堅サポート塾2(四街道市&銚子市 6/7)

出前中堅サポート塾

 
四街道市と銚子市で出前中堅サポート塾を開催いたしました。6月7日、四街道市では16名の先生方に、同日、銚子市では17名の先生方に参加していただけました。
 当日は講話と様々な演習を通して、グループワークによる意見交換を行い、普段の実践について振り返るとともに、今後の見通しをもつなど、参加者の皆さんは熱心に取り組んでいました。

〇四街道市
・期   日  令和5年6月7日(水)
・研修テーマ  全国学力・学習状況調査について
  
・受講生の声
 
学校によって先生方の価値観が大きく違い参考になりました。自分たちの当たり前が当たり前ではないことが分かりました。しかし、基本的には先生方は、あれもこれもになりがちだが気を付けないといけないと感じました。
 
他校の教務主任の先生方と交流し、新しいアイディアをもらえたことは、とてもありがたかったです。紙面の説明ではなかなか分からないところを研修で知ることができ、勉強になりました。
 学校に戻り、働き方改革が授業実践のベースとなり、結果的に学力向上を達成できることを周知させたいと感じました。その為のリーダーシップを発揮していきたいと思います。 

〇銚子市

・期    日  令和5年6月7日(水)
・研修テーマ1  資質・能力を育成するためのカリキュラム・マネジメントについて
・研修テーマ2  思考ツールとその活用法について
  
・受講生の声
 
特に心に残ったのはカリキュラム・マネジメントの講話の「つながりを大事にする」ということです。本校でもつながりを意識せず行っていることがあるので今日の研修を明日からの教育活動に生かしたいです。
 カリキュラム・マネジメントがどういうものかよく分かりました。様々なレベルや視点で取り組んでいくことが大切だと分かりました。明日から実践してみたいと思える内容でした。
 
普段当たり前にやっていることをブラッシュアップしていくことが大切なんだと感じました。そのためにも、思考ツールなど使いながら情報を整理し、反省等を指導にいかしていけるように、自分自身も思考ツールに慣れていくことが必要だと思いました。

出前中堅サポート塾1(神崎町6/1、我孫子市6/2)

出前中堅サポート塾
 
 神崎町では、6月1日に「全国学力・学習状況調査について」と「資質・能力を育成するためのカリキュラム・マネジメントについて」、我孫子市では、6月2日に「校内研究(研修)の進め方について」と「思考ツールとその活用について」の出前中堅教員サポート塾を開催しました。

 当日は講話に加え、様々な演習を通して、受講者それぞれの意見交換を行い、実践について振り返るとともに今後の見通しをもつなど、参加者の皆さんは熱心に取り組んでいました。


〇神崎町
・期   日  令和5年6月1日(木)
・研修テーマ1 全国学力・学習状況調査について
・研修テーマ2 資質・能力を育成するためのカリキュラム・マネジメントについて
 
   

・受講生の声
 
日常の業務の中でなかなか研修する機会や時間がないため、新しいことをいろんな角度から学べる充実した時間になりました。分かりやすい資料で、知識の再確認と本校の課題解決の糸口となりました。
 
カリマネの研修は初めてで難しいイメージがありましたが、その難しいが外れた1時間でした。10年後に子供たちがたくましく生きていけるよう、校内でチームとなり、取り組んでいきたいと思います。
 ピラミッドチャートでの話し合いが参考になりました。短時間であれだけ考えを交流できるということが分かったので、毎学期行っている経営反省をあのスタイルでできたらいいなと思いました。

 
〇我孫子市

・期    日  令和5年6月2日(金)
・研修テーマ1 校内研究(研修)の進め方について
・研修テーマ2 思考ツールとその活用について

   
  
・受講生の声
 
初めての研究主任ですので、具体的にどう動くかを考える手立てのヒントをもらえました。管理職の先生と相談しながら、先生方の更なる研鑽の支援をしていきたいです。
 全教員で研修を行う難しさを感じていますが、時短の工夫をしながら一部の職員だけでなく、みんなで主体的に研修に取り組む工夫をしていきたいです。思考ツールは、学校行事、授業で活用したいと思います。
 対話的で協働的な活動の有用性を感じたので、やはり児童の活動も対話的・協働的な形式をとっていきたいとさらに感じました。実践で役立ちそうな内容で有意義な時間でした。 

休日開放事業「知りたい・学びたい発達障害」土曜塾

 6月10日(土)、教育関係者及び一般の方を対象として、休日開放事業「知りたい・学びたい発達障害」土曜塾が、以下の内容で行われました。

・「発達障害のある人の就労支援及び定着支援―学齢期のライフスキル獲得から青年期・成人期の職業スキル獲得までの支援―」    講師:早稲田大学 教育・総合科学学術院 教育心理学専修  教授 梅永 雄二 氏

    

講演の様子

講演後の、参加者の声です。(以下、原文ママ)

・「人に頼るスキル援助要求が身につくように、頼られる身近な大人の一人として子供の成長に寄り添っていきたいと思いました。」

・「『できない』『直す』などのネガティブな捉え方ではなく『どうすればできるようになるか』『できることを見つけていく』などポジティブで前向きな捉え方がたくさんあり、自分自身の大きな気付きになりました。」

・「長期的な視点をもったライフスキルを高めていけるような支援、指導の大切さについて考える機会となり、大変勉強になりました。」


 発達障害のある方の就労支援及び定着支援について、長期的かつ多角的な視点から考える一助となれば幸いです。

 

 なお、11月25日(土)には、休日開放事業 教育講演会「一人一人が輝く共生社会の形成に向けて」において、「発達障害の子とハッピーに暮らすヒント」という題で講演を行う予定です。詳細はこちらを御覧ください。

休日開放事業/教育講演会

 11月26日(土)、教育関係者及び一般の方を対象として、休日開放事業/教育講演会「地域共生社会を目指して」が、以下の内容で行われました。

・「地域共生社会を目指して」  講師:手話コーディネーター/演劇人 妹尾 映美子 氏
          
講演の様子

講演後の、参加者の声です。(以下、原文ママ)

・「健常者と障害者共に話し合って創りあげる『共生社会』が成功につながることを再認識することができ、今後の取り組み方について考える機会となりました。

・「妹尾先生が手話を通して人を支えている姿を知れて感動しました。」
・「手話通訳は、普段の生活の中では、なかなかお目にかかることがないので、大変貴重な時間となりました。」

 講演では、妹尾さんが関わってこられた「ろう演劇」の仕事や映画の撮影現場における障害者サポートの紹介から始まり、健常者と障害者が共に支え合って暮らすにはどうすればよいかを手話や身振りを交えてダイナミックに語っていただきました。参加者にとって、共生社会の在り方を実感できる機会となりました。